自力での運搬方法~かかる費用、お勧めの養生資材や運搬器具など便利グッズまで
大きな荷物を自力で運搬する時には、輸送車両の準備からトラックへの積み方から専用資材の用意まで必要になってきますね。
ここでは、
などを初心者の方に向けて紹介していきます。
車両の準備
もしも、大型家具や冷蔵庫など大物家電を自力で運搬するには、最低でも軽トラクラスは必要です。
軽トラの荷台幅は、
- 横幅:1410mm
- 長さ:1940mm
この大きさは、押し入れ1段分はスッポリと入る体積です。(目安として押し入れの1段分の1.5倍ほど)
シングルベッドのマットレスであれば、横にして運べますが、それ以上のマットレスは横向きに立てて運ぶようにしましょう。
また、軽トラのレンタル費用は、
- 6時間:7000円
- 半日:8500円
- 1日:10800円
ぐらいの設定価格にしている店舗が多くなっています。
荷物が多く無ければ軽トラックで十分に載りますが、念のため2tトラックのレンタル費用も併せて確認して下さい。
- 6時間:11000円
- 半日:13000円
- 1日:15000円
もし、2tトラックが必要なほどの荷物量があるのであれば専門業者への依頼をお勧めします。
>>格安業者を探す場合はこちらを参照して下さい。<<
トラックへの積み方はどうすれば良い?
トラックへの積み方は、荷台前の方から順にキッチリと隙間なく積んで行くのがポイントです。(荷崩れ防止のため)
また、家電は横積みしての運搬は禁止のタイプがあるので、ご注意ください。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- エアコン室外機
上記家電は、立てて運ばないと故障してしまいます。
荷物を詰め終わったら、ブルーシートや毛布を掛けて、トラロープで縛って下さい。
縛り方は動画を参照して下さい。
(南京結びは一度覚えると、色々なシーンで使えるのでぜひ会得して下さい。)
お勧めの養生グッズや運搬器具には何があるの?
最後に、大きな荷物の運搬時には、自分の家財を傷付けずに搬出入を終えるというだけでなく、建物に傷を付けずに搬送を完了させるということも重視しなければなりません。
まず、大きな家具や家電を運搬する際に誤って壁に荷物をぶつけてしまうと、建物を破損させてしまう恐れがあります。
そういった問題を避けるために、エントランスの出入口やエレベーターといったマンションの共用スペースや玄関口に、また、搬出入する通り道に、主に板で作られた養生シートを張り巡らしていきます。
この際には、剥がれにくいガムテープは使用せず、跡を残さずに剥がしやすい養生テープを使用するように心掛けてください。
また、床や壁の養生シートとして、緩衝床養生シート(2m×20m)が3000円程度でウェブ店舗では販売されています。
(タンスから椅子に至るまでの梱包方法やひもの結び方、お皿の荷造り方法が分かります。)
また、ご自宅に余った毛布や大きなタオルがあれば代用することが可能ですから、こちらは必ずしも購入する必要はありません。
満杯になった段ボールは重量があり、男性でも一度に1箱を持ち運ぶだけで精一杯になりますが、カートやキャリーに乗せて重ねれば、一度に2箱以上の同時運搬ができるようになり、効率よく作業を進めることができます。
これが意外に便利で、自宅の玄関のドアやマンションのエントランスのドアを開けたままの状態にしておけますから、わざわざ荷物を降ろしてドアを開ける手間が省けます。
キャリーベルトは、二人一組になってシートベルトのようなベルトを装着し、その中間にストラップを接続して、ストラップ部分に重い家財を乗せて運べる便利グッズです。
大きな家具となるタンスや食器棚、家電では冷蔵庫や洗濯機の運搬時に重宝します。
てこの原理を利用するため、女性同士でも楽々と100kg単位の家財を運ぶことができます。
特に人気なのが「キャリーラクダ」という商品で、楽天ランキングで1位を獲得し、マスコミでも取り上げられるなど話題になっています。
365kgまでの荷物に対応でき、どんなサイズの家財にも適用できるという万能性が高く評価されています。
これらのグッズは購入して使うことが基本ですが、養生に使用するシートやキルティングはレンタルすることも可能です。
ただし、レンタル費も案外高いので、日用グッズで代用できないか検討して作業をしてみて下さい。